おいしいfriends

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「食で人・地域・地球をhappyにする」を掲げるfood-trip CREATIVE WORKS。代表の原点はキャリーバッグにフライパンと包丁を入れて各国各地のみなさんの台所へお邪魔して“パスタ”(料理)をつくることから始まった。出張シェフとして、
そこで今まで多くの各界の著名人他、クリエイター、タレント、老若男女ジャンルを越えてお会いしてきた方々を“おいしいfriend’s”と題して、“食”について語って頂きます。それぞれの思い出やスタイル、個性的で活気あふれるおいしいfriend’sの幕開けです。

今後はfood-trip CREATIVE WORKSが出会ったワクワクと共に新しい時代と価値を創造していく若いメンバーにも”食”意識に注目していきたいと思っています。

靴職人 ; MIHO

Vol.020 February 2017

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MIHOさんのお仕事を教えてください!

革靴を作る事。
デザイン・革。サイズを選ぶカスタムシューズ、1からお客様と1足を作りあげるフルオーダーも行っています。
靴のトウの形や厚み、靴底のヒールまでの曲線美や革のツヤ感が昔から大好きで、最高にかっこいい靴はそのフォルムをアテにお酒が飲めるほどです。きっかけは、市販の靴のココを変えたらもっといいのに、だとかディティールが惜しい靴を見てきて、それなら自分で作ろうという所から靴作りの世界に入りました。靴は、デニムにスニーカーを合わすのか、9センチのヒールを履くかでその日の歩く姿勢や表情さえ変えてしまうものだと思っています。そんな気分まで変えてしまうどこか官能的な靴というものの魅力に取り憑かれ、日々靴作りを楽しんでいます。

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靴をつくるときに大切にしていることは何ですか?

履くお客様のイメージや雰囲気を常に頭の中で描きながら作業する事。
同じ様なデザインでも、その人の履きたいイメージやこういう背景で履いてくれたらバッチリくるなといった感覚で、靴に使う革だけでなく、糸の色や細さ、靴底の色や厚みを選んでいきます。
たった一足の黒いショートブーツでも「雨が上がったばかりのロンドンの石畳をセットアップと合わせて歩く感じ」とか、「青々としたデニムを履いて陽の差し込むNYのセントラルパークを散歩する感じ」とか、そんなイメージです。その方の背景やイメージが見えてくると、その靴のディティールをどうするのかどう仕上げるのかが見えてきます。

毎日健康でいるためにも日常の食事で気をつけていることはありますか?

野菜を先に食べる事!
基本的にシンプルな味付けのものが好きなんですが、お気に入りのサラダのドレッシングはオリーブオイル・塩・ブラックペッパー・大量のレモン汁・刻みネギ。野菜しか食べたくない時はボールいっぱいのサラダor北陸の海の幸を盛り込んだカルパッチョをお腹いっぱい食べます。あとは、旬なものを旬な時期に食べるという季節を感じながら食事をとるというメンタルにもヘルシーな生活も目指しています。

生まれ育った石川県の食に関して自慢出来ることがあれば教えてください‼︎

実家が110年続くお醤油屋さんなんですが、うちのお醤油がとにかく美味しい!笑
旨味がすごくあるので洋食にも隠し味として使います。北陸の美味しいお魚のお刺身にもベストマッチ!最近はお刺身のけん(剣)まで美味しく感じるお醤油だとお客様に言ってもらえました。それと、何と言ってものど黒!脂が乗って最高に美味しい!お寿司も大好き!

MIHOさんのこれからの目標と逆に変わらずにこれからも貫いていきたいことを教えてください。

これからの目標は、靴を通してとにかく人に笑われるようなふざけた事を真面目にやる事。とにかくあっと言わせる靴を作りたい!その為に、何歳になっても遊びに全力を注ぐ事を貫いていきたいです。


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MIHO プロフィール

<SNS>
Facebook:https://www.facebook.com/MIHO.IMURA33/
Instagram:https://www.instagram.com/sh.miho14

<記事内に登場したMIHOさんのご実家:お醤油屋さん>
井村商店:https://www.facebook.com/井村商店-710559962439158/

ヨガインストラクター ; 鈴木奈奈 / Nana Suzuki

Vol.019 January 2017

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ヨガを仕事のひとつに選んだ理由

当時、私のまわりでよく目にしたのは、フィットネスクラブ独自のプログラムなどで目立つ、ポーズ主体のフィットネスヨガと呼ばれるものでした。インストラクターの資格を取る選択肢はいくつかありましたが、ヨガのマインドを学びたいと考えていた私は、直感的にルーツになるインドのヨガを学びたいと思ったのです。
ルーツを学べる環境を選び、ヨガの聖地、インド・リシケシで伝統的なヨガを継承した日本人の師匠から、ヨガの考え方を学ぶことになります。
学びのひとつは、本来のヨガは“ココロ”を中心としたものだということです。この学びの時間は、今までの概念を捨てて、自分らしさを見つけるきっかけにもなりました。

自分と向き合うこと

向き合うことについて、私がいつも伝えることは、無意識に行っていることを意識的に行うということです。
ヨガは呼吸法からスタートするので、いつも何気なくしている呼吸を意識的にすることで、自分のカラダと向き合う準備をしていきます。
呼吸をすることと、カラダを動かすことに意識を向けると、カラダの違和感、例えば肩こりや筋肉の痛みなど、小さな気づきに繋がります。気づきがあれば、なぜそこが痛いのか、突き詰めるアクションのきっかけにもなっていくのです。
カラダの些細な違和感に気づかないまま、ジムなどでカラダを動かすことで気分的なリフレッシュはできても、本質的な改善には繋がっていかないんですよ。現代社会の抱えるストレス問題についても、カラダの不調や辛さが無くなることで、メンタルへのストレスも軽減されますから。
無意識な習慣を改めて見つめてみることで、今の状態を改善する機会になれば良いなと思います。

意識を高めるのは本人

ヨガは東洋医学に似ていると思うんです。
カラダの不調が一瞬で変化する薬とは違って、漢方のようにじっくりと数週間、数ヶ月、数年かけて回復、改善していくのがヨガだと言えば分かりやすいでしょうか。
カラダが不調な時に病院へ行き薬をもらう。病気が改善して健康状態を保ち、病気になりにくいカラダをつくる。カラダの状態がマイナスからプラスへ変化するこの一連のお手伝いを、ヨガを通して伝えていきたいと考えています。

食のイメージ

マクロビオティックやオーガニックという言葉をよく目にしますが、誤解されがちなのが「ヨガをやっているからオーガニックを選ばなきゃ」という感覚です。これは、ヨガをやっているから健康な生活を送らなければいけないという執着心が生んでしまっているものなのです。
大事なのは、こだわって執着をしないこと、そして無理をしないことです。自然体に!
私の経験からですが、ヨガを生活に取り入れたことで心とカラダのバランスが整い余計なモノが入ってこなくなり、有機野菜を摂る、地のものを食べる、地の水を飲む、気づけばカラダが喜ぶものを自然と取り入れるようになっていました。

皆さんに聞いています。パスタは好きですか?

パスタは大好きです。ひと皿でいろいろな食材が採れますし、ヨガインストラクターの仲間たちとランチにパスタを選ぶことも多いですよ。

今の目標は何ですか?

デイサービスで、介護予防運動を目的にしたシニアヨガをオリジナルではじめています。70代から、上は102歳まで楽しそうにヨガを続けてくれています。ココロが元気になって、健康維持や転倒防止、筋力強化に繋がるように、シニアに特化したヨガを確立していきたいですね。


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鈴木奈奈 プロフィール

<資格>
・全米ヨガアライアンス認定RYT200修了
・マタニティヨガ・インストラクター資格取得
・AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー

<プロフィール>
6歳からJAZZを始め、様々なジャンルでダンスを20年以上続けている。10代の頃から、舞台やTVのバックダンサーなど行ってきた。また、スポーツ専門学校での教員経験を経て、保育園の設立にも携わり、保育や教育現場での経験も多数ある。
その後、ヨガインストラクターの資格を取得し、スポーツジムインストラクター。ダンスインストラクターなどでも活躍。
スポーツから健康分野まで、様々な指導経験のあるインストラクター。
現在は、ヨガスタジオ、スポーツジムに加え、デイサービスでの介護予防運動としてシニアヨガも指導している。

飴細工アーティスト ; 蜜咲ばぅ

Vol.018 November 2016

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Q. 飴細工を始めたきっかけは?

熱く溶かした飴にハサミをいれていくと、みるみる形が変わっていく飴細工。江戸時代か らある伝統文化のひとつですが、現在やって いる人が少ないと知りました。凄く素敵なものなのに、なくなったら悲しいと思い、この道に飛び込みました。

Q. 現在は、どんな活動をされていますか?

飴の実演販売やステージパフォーマンスをし ています。今までは各地の夏祭りや、山梨県丹波山村の村おこしの一環などのイベントに出店させていただきました。都内では、遊園地やパーティーなどにも呼んでいただけることがあります。みなさんとても、飴細工に興味を持ってくれますね。どこへ行っても、目の前のお客様に笑顔の時間を届けるぞという気持ちで やっています。

Q. 飴細工の1番の魅力を教えてください。

1番の魅力は、たくさんの笑顔に出会えることです。1つの飴を完成させるまでの約5分で、飴が変化していく姿を見て驚かれたり、お客様と親密になったりする時間がすごく好きで。たくさんの会話や感情が生まれ、笑顔を作れるのが飴細工の魅力だと思います。

Q. 印象に残っているエピソードはありますか?

どれも大切なものですが、 遊園地に出演した際に、小学生の女の子がパパに『ウサギ』の飴細工を買ってもらい、出来たてをすぐに食べました。しばらくしたら女の子が戻ってきて、『見てみて!ウサギがネコになったよ』 と、耳が小さくなった飴を、嬉しそうに見せ てくれました。しばらくしたらまた戻ってきて、『見てみて!今度はニンニクになったよ』と、ケラケラ笑いながらさらに小さくなった飴を見せに来てくれました。 女の子の飴細工の楽しみ方、そして無邪気な笑顔に癒された時間でした。

Q. 各地に出張される中で、体調管理は大切ですよね。普段の食生活で気にかけている事はありますか?

和食中心で高タンパク、低糖質の食事をバランスよく摂るように心がけています。 でも、食べることが大好きなので、たまにハメを外して、3人前くらい食べることもあります。

Q. 今後の活動について教えてください。

自分の中にあるものを自由に表現していきたいと思うようになり、 “飴細工アーティスト”と名乗っています。 これからも沢山の方々に、笑顔を届けられるように、活動していきたいと思っています。

蜜咲ばぅ プロフィール

まるで生きているように、目の前で生み出されていく日本伝統の飴細工。 その繊細な魅力に感動するが、やっている人が少ないことに危機を感じ、弟子入りをして3 年で独立する。現在は個人や企業のパー ティーやお祭り、老人ホームなど、飴細工を通して、たくさんの方に笑顔を届けられるように活動中。甘くて温かい空間を生み、笑顔を咲かせる。

ドローンスクールスタッフ ; 柴崎 晴央

Vol.017 October 2016

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Q. 旅はお好きですか?

大好きです。異文化や価値観の違う国と触れ合うことにとても好奇心が湧きますので、どんどん外国人に話しかけてしまいます!
場所はヨーロッパ、南米、ロシア以外はほとんど行きました。
行動力だけは人一倍あると思います。笑

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Q. 海外でパイロットの免許を取得されたそうですが、パイロットが食事で気をつけることは何ですか?

乗務前は油物、なまものを控える!!まずはこれに尽きます。
海外の場合、なまものはあまりありませんが、特に東南アジア在住時はローカルの食べ物(機内食)に関しては油を多用する料理が多いです。あと、香辛料の量にも気をつけないと、食べ過ぎでお腹を壊すこともありますので気をつけていました。
パイロット業務において健康診断の基準を満たさなければ免許維持もできなくなるため、健康には細心の注意が必要になるからです。
補足ですが、パイロット業務とアルコールについては、基本自己管理です。会社によって何時間前に飲んではいけませんと種々ありますが、世界基準としては乗務8時間前以降は飲んではいけません。

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Q. food−tripでも飛行機は非常に重要な乗り物ですが、パイロットのお仕事で一番大変だったことは何ですか?

なんといっても乗務クルーとの異文化コミュ二ケーションです。
私が勤務した会社は46カ国の複合企業であったため、各国の宗教上の注意点などには特に気を遣いました。例えばイスラム教ではラマダン(断食月)で水も飲めないためその人の前では飲食を控えたりしましたね。

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Q. 空からの風景で最高だったポイントはどこですか?

深夜便だからこそ見れる朝焼けは圧巻で夜の最終着陸でみられる滑走路のイルミネーションです。
パイロットの特権ですね。

Q. 海外生活が長いそうですが、一番食べ物が美味しかったのは何ですか?

パクチー料理、蛯麺(マレーシア)、チキンライス(マレーシア、シンガポール)、ドリアン、ワニ、カンガルー、火鍋、鶏の足(足先)

Q. 旅行で訪れるべきオススメの海外スポットはありますか?

世界遺産は回っておくべきですね。人類の歴史の偉大さを感じますし、目に入るもの全てに強いインパクトを感じます。
タージマハール(インド)、アンコールワット(カンボジア)は圧巻でしたし、クイーンズタウン、テカポ(ニュージーランド)、コタキナバル(マレーシア)、ナイロビ(ケニア)は大自然の壮大さかつ、美しい景色が最高です。

Q. 柴崎さんにとって飛行機とは何ですか?

自分の生きた証です。

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Q. 今現在ドローン関連のお仕事をされているそうですが今後の野望を教えてください。

まだまだこれからの業界ですが、ポテンシャルが高く、可能性がたくさんあると思っています。
世界規模でドローンの利用価値と多様性広めていきたいです!

柴崎晴央 プロフィール

ニュージーランドで飛行機免許取得
オーストラリアで観光用飛行機でパイロットとしての乗務開始
マレーシア航空の国内、国際線
シンガポールジェットスターの国内、国際線を経て
現在は日本でドローンスクールスタッフとして勤務

リユースショップ経営 ; 浅野 佑一

Vol.016 September 2016

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Q. 「エコリクルプラス」について教えてください。

エコリクルプラスは、ベビー、子ども、マタニティ用品の専門リユースショップとして、静岡県に2店舗、浜北と静岡に展開しています。
私たちは、今までのリサイクルショップのイメージを少しだけ変えたいと考えています。
買い取りでは、一品一品すべてを査定させていただいているので、専門店ならではの買い取り金額を提示させていただいています。
お客様からは、「こんな高い金額で買ってくれるの」と言われる事が多く、それが喜びになっているくらいです。
子ども用品専門店では、最大級を誇る売り場面積だと思って(笑)綺麗な商品をお客さまにお届けすることを日々心がけています。

Q. 衣食住の“衣”をメインにお仕事をされていますが、“衣”に決めたのには理由があるのでしょうか?

私の中で、衣食住のすべてをやりたいという思いがありました。
最初はコンビニエンスストア業に携わっていましたので、そこで“食”に関わりましたが、その食に廃棄分が多いと感じることがありました。その時、食品を目の前で捨てることはもうやりたくない、という私の中の“もったいないオバケ”が出たのです。
それを感じていた頃、子どもが生まれ、子どもの衣類ってすぐに着られなくなってしまうし、単純に「なんて無駄なのだろう」と思った事。そして、リサイクルショップに行ったときには、「着る」「着られなくなる」「売る」「売っている」「買う」「着る」のサイクルは理にかなっていると感じました。それが、“衣”にシフトしていった理由でしょうか。
今では、衣類からはじまり、おもちゃやベビーカーなども幅広く取り扱うようになりました。

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Q. リユースの魅力は何でしょうか?

「良いモノって何だろう?」と考えたときに、その対象となったのは、生地が長持ちするブランド商品でした。
子どもには、綺麗なものを着てほしいという親の思いが強い中で、3回洗ったら伸びて着るに着られなくなってしまう商品との差に、葛藤をすることも多々ありました。
もし、それを安価で、尚かつ綺麗で上質なものを買えたら嬉しいよね、というところからリユースの魅力に引かれていったのだと思います。
子ども服は、子どもの第一成長期ですぐに着られなくなってしまうことがほとんどです。1シーズンだけ着て、さようならではとても寂しいと感じました。
綺麗で質の良い商品を安価で買っていただき、シーズンをまわす。捨てる訳ではなく回す仕組みは、環境にもやさしいことだと思っています。
ですから、モノを大切に、昔ながらの日本を!ですね。

Q. 以前より、石川シェフとは交流があると聞いていますが、石川シェフとの出会いについてお聞かせください。

静岡県浜松市で石川シェフが開催されたセミナー「日常の中でちょっとした変化をつけるコツ」が出会いのきっかけでした。
その後、交流をさせていただき、浜松市内の農園の中に、1軒静かに建つ古民家会場で「葉酸たっぷりパスタ」をコラボレーションして開催したのを覚えています!
葉酸は妊婦さんに必要な栄養素だということを学び、石川シェフのパスタにはどれだけ、その葉酸が豊富に含まれるか専門的に算出することもしました。結果は予想以上の数値で、十分に葉酸が摂取できることが分かり、驚きの結果を得たことを覚えています。

Q. ということは、パスタは好きですか??

パスタは好きですよ。
その葉酸パスタ以来、見よう見まねで、石川シェフのレシピ本を見ながら作っています。
おかげさまで、パスタは美味しく作れるようになったかな(笑)

Q. 自身、食べることへの関心が高まっているという印象はありますか??

あります。私たち夫婦は、趣味が少なく、温泉に行って地の美味しいものを食べたりと、食が中心となって夫婦の会話、家族の会話が成り立っていると感じています。美味しいものを食べると、笑顔が生まれほっこりする。この瞬間が私は好きですね。
ひとりで食べているより、大人数の方が楽しいですし、ごはんって人を温かくするなっていつも思います。外食も良いですが、家庭の味はずっと大切にしたいですね。

Q. 静岡でお気に入りの場所はどこですか??

街中(静岡駅近辺)の活気の良さは好きです。なんとなく、賑やか過ぎず賑やかな感じが好きですね!
お魚、鳥料理、肉料理などなど美味しいお店も、たくさん隠れてありますよ!

Q. これから、エコリクルプラスでチャレンジしていきたいことは何かありますか??

イベントですね!お客様に喜んでもらえるイベントを開催したいと思っています。
石川シェフとコラボをして何かをしたいと思うこともありますね。その“何か“は、きっと石川シェフと静岡で呑みかわしたら、生まれるのかな。エコリクルプラスのお客様と“食”で笑顔になってもらえるイベントを想像しています。

Q. 浅野さん自身が、未来に向かってチャレンジしていきたいことは何かありますか??

子どもという軸はできたので、ここからどのように枝葉を伸ばそうかと考えるようになっています。
チャレンジすることを明確にしていくためにも、まずは、日が昇って、日が沈んで、人間らしい、動物らしい、細胞レベルで日々のサイクルを大切にしたいと思っています。

Q. 1日自由な時間ができたら、何がしたいですか??

ごめんなさい、1日より2泊3日がいいですね(笑)。贅沢かもしれませんが、自然いっぱいのところで釣りをしたり、温泉に入ったり、値段ではなく、素材を楽しめる時間を生きたいと思っています。

Q. 浅野さんが一番大切にしているモノ・コトは何ですか??

自宅に居るときは、まず子ども、子どもが寝たら奥さん。限られた時間の中でどれだけ、その時間を大切にできるかに精一杯向き合っています。
まだ初心者ですけどね(笑)

浅野佑一 プロフィール

ヤマハモーターエンジニアリング株式会社を経て、実家のコンビニエンスストア業に転職。
その後、店長に就任。個人経営から法人を設立し、エコリクルプラスの経営をスタート。現在は、浜北店と静岡店を統括。

◆エコリクルプラス
http://ecorecle-store.com/

スイーツ教室講師 ; 松岡 早耶

Vol.015 August 2016

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Q. お仕事について教えてください。

子育てがひと段落した主婦の方へ、趣味の提案、起業のお手伝いとしてアイシングクッキーをメインとしたスイーツを作る教室を自宅で開いています。子育ての合間に、「小さい子供のお母さん」ではなく「可愛いもの好きな女性」になれる趣味をご提供し、生きがいを見つけて頂くお手伝いが出来ています。また、女性は社会復帰が難しい状況があったり、子供がいて時間の都合もつけづらかったりもするのでそういった方々にチャンスを与えていきたいです。

Q. なぜ自宅でアイシングクッキー教室を開こうと思ったのですか?

アイシングクッキーを初めて見たときに超かわいい!!!と思ったんです!
ただ…食べたら全然美味しくなくて(泣)

スタッフ:「あ~ありますね! 砂糖のかたまりみたいなやつ…(笑)」

そうなんです!それで、こんなに可愛いのに美味しくないなんてもったいない!美味しくてかわいいアイシングクッキーを自分で作ろう!と思いました。でも、アイシングってとっても難しくて、肝心なママさん方は「練習する時間が取れない」という理由でなかなか手を出すことが出来なかったんです。そんなママさん方も楽しめるように、「アイシング未経験ママでも簡単に作れる!子供も夢中になるキャラクタークッキーの作り方テキスト」というのを新しく作りました!

このテキストを使って作ったのが、このキャラクタークッキーです!

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これはお子さんも大喜びですね! 応用してこんなものも!

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また、レッスン時にお茶菓子で出していたスイーツがとっても美味しいと好評で今ではマカロンなどのスイーツレッスンも開催しています。アイシングを施して、アイシング教室でしかできないマカロンを作って頂いています。

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Q. レッスンをする際に気を付けていること、こだわっていることはありますか?

当たり前ですが衛生面はすごく気にしています。自分はもちろんのこと、生徒さんも衛生面も気にはなっているけれど調べる術もなく、困っていたので教えてもらえて本当によかったとおっしゃる方が多いですよ。
アイシングクッキー講師は世間にたくさんいるのですが、パティシエ経験のある講師は滅多にいなく、技術を求めてきてくれる生徒さんが多いです。なので、ひとりひとりにあった、細かいアドバイスを心掛けています。
お金を頂いている以上、それに見合った技術と知識、それ以上のサービスを盛り込んでいるので多くの生徒さんに満足していただけています。
「何を質問しても答えが返ってくる!」で生徒さんには評判です(笑)
失敗には必ず原因があるので、たくさん研究してたくさん失敗をし、いろんな方向から物事を考えらるようになりました。時には生徒さんにも敢えて失敗してもらったりしています!「さや先生、レッスン中はドSになる」でも評判です(笑)

Q. さて、新しくチャレンジしていることがあるんだとか!?

『ロースイーツ』というものです。
RAW(生)といって、オーブン使わず焼かないスイーツなんです。
生徒さんでも糖質制限やダイエットをしている方が多く、甘いものが毎日食べられないという声を多く聞いてきて、毎日食べることができて健康にいいお菓子を考えました。さらにロースイーツは小麦粉、卵、生クリーム、バター、砂糖を使わないお菓子なので、アレルギー対応にもなります!オーブンを使わないので食物酵素が壊れずに体に取り込むことが出来るので、生きた栄養が腸を元気にしてくれます。腸が元気なると消化活動がスムーズになり、お肌がきれいになります。と同時に血糖値の急上昇を防いでくれるので、ダイエットにもなるし、糖質制限されている方も安心して食べることが出来ます。ロースイーツは砂糖を使わない代わりに、フルーツやメイプルシロップなど、天然の甘味を使って甘さを出しています。
当教室では、果物は有機栽培の無添加のもの、甘味料も天然のものを選んでいるので、身体に悪いものは一切使いません!糖質制限中、ダイエット中に、あまり美味しくないカロリーオフ食品を我慢して食べ続けるより、美味しくて毎日食べられる、いえ、「美味しくて毎日食べたほうが良いロースイーツ」を食べたほうが、心もん身体もキレイになれます。
まさに、痩せるお菓子です!!!

スタッフより〜
太らないどころか逆に健康にいいなんて素敵すぎます!スタッフもそんな『ロースイーツ』を頂いちゃいました♡

○チョコバナナタルト
バナナはホットバナナとフレッシュバナナの2種類を使っているそう。同じバナナなのに、火を入れると効能が全然違うそうです!タルト部分はクルミやナッツ、フルーツがたっぷり。

○ローチョコキャラメル
とろっととろけるキャラメルはカシューナッツやアーモンドが入っていて、これもフルーツたっぷり。

○チョコゴジベリーバー
クコの実やパイナップルが入っていてカカオは乳製品、砂糖、油分が一切入っていません。


これらを食べると、アンチエイジング効果もあり、便秘解消にもなり、デトックス促進、コレステロール減少、老化防止、、、、って、夢のスイーツや~!!(笑) よくある、低カロリースイーツとは違って、味も大満足!!ごちそうさまでした♪

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Q. ここで恒例の!(笑)パスタはお好きですか?

もちろん好きです。全般好きで迷っちゃうんですが魚介系のトマトソース!!!!カニかエビか選べなかった…。でも家で作るのはたらこです(笑)スタッフの「結局のところ海鮮系が好きなんですね!」の言葉にあ!確かに!そうなのかも!と少し天然の早耶さんでした(笑)

Q. 普段の食事に関して気をつけている事はありますか?

冷たい飲み物を飲まない、美味しい良いお水を飲む、くらいにしか気を付けていませんでしたが、最近は体にいいもの悪いものが分かるようになって色々気を付けるようになりました。料理が結構好きで色々最初から作ることが多く、極力調味料を使わず自分で作るようにし、添加物をなるべく取らないように気を付けています。
豆板醤をつくったり、コーンスープをトウモロコシからつくったり、、、いつかカレーに挑戦してみたい!
あと、毎日ひと握りのナッツをたべるようにしています。もちろんナッツ単体を毎日だと飽きちゃうので、ロースイーツにして美味しく続けていますよ♪

Q. 手に職をつけたいと考えている方に伝えたいこと

資格を取って終わり、ではなく、資格を取ってから学ぶことが大事です。肩書きというのは所詮は上っ面だけです。対お客様になった時点で、肩書ではなく、1人の先生として見られます。
そこで技術がなかったらガッカリされ、せっかく持っていただいた興味も失せてしまいます。しっかりと、内容を充実させて、常に向上し続け、きちんとした自信のあるものを提供していくことが大切ですね。私も日々常に前進していきます!

これからも、子育てで疲れてしまっているママ、忙しくて趣味に時間を割いている暇がないママさんへ、こういったご提供をし続けていきたいです。ロースイーツも、「子供に悪いものを食べさせたくない」というママの声にお応えしています。
全国のママさんが、安心して幸せに食べられるお菓子を作っていくのが私の活動理念です。

〜今回なんと!早耶さんから嬉しいプレゼントを頂いちゃいました!!!

石川シェフの似顔絵クッキー!!凄すぎます!

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松岡早耶 プロフィール

製菓専門学校で製菓製パンについて2年間学び、実習・研修を重ね、パティシエ・ブーランジェ(パン職人)として結婚式場、個人洋菓子店、パン工房と多方面のジャンルで勤務。現在は、東京都福生市と、ときどき群馬県前橋市でアイシングクッキー&スイーツ教室を開講。

2016年夏、忙しくて練習の時間が取れないママさんたちの声にお応えし、「アイシング未経験ママでも簡単に作れる!子供も夢中になるキャラクタークッキーの作り方テキスト」を作成。

◆キャラクターアイシングクッキーが気になる方へ
http://ameblo.jp/hebe-s/entry-12120135290.html

◆元パティシエならではの知識を知りたい方へ
http://ameblo.jp/hebe-s/entry-12054197976.html

小林生麺株式会社 代表取締役 ; 小林 俊夫

Vol.014 July 2016

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Q. お仕事について教えてください。

小林 みなさんが大好きな麺を“おいしく”作る会社です。創業70年になりますが、僕自身は今、米の麺の研究に明け暮れています(笑)もう1,000回ほど失敗しましたが、理想に近づいてきました。午前中のデスクワークなどの仕事を終えると、後はこの米麺の研究で、お米自体はカロリーも糖質も高いので、これらをハーフまでカットできるかがテーマで“ハーフ&ハーフ”を目指しています。
使用目的はパスタや洋食で活用して欲しいと思います。
石川 日本各地で一時、米の消費を促したいがために米粉の活用が騒がれましたが、今このグルテンフリー、小麦アレルギーの方々に向けた米の活用&商品開発はとても希望があるように感じています。僕自身も1つの肩書きに“出張パスタシェフ”と名が付いているので、グルテンフリーのおいしいパスタや麺をお客様に提供できるようにしていきたいと考えています。サンプルができたら送ってくださいね。
小林 もちろんですよ。まずは石川シェフにも召し上がって頂きコメントをまたもらえました幸いです。コラボレーションもしましょう。

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Q. 麺へのこだわり

小林 おいしい物を作ることが大前提です。心の籠った“おいしい”物です。
石川 通常の小麦を使用した麺には、問題となる小麦の粘性が逆に麺のボディー(歯ごたえ感)を作る訳ですが、お米の場合での粘性は何で補うのでしょうか?
なんとなく幼少の頃に祖父に怒られた、米粒をテーブルでコネコネしていると「鼻くそ〜できた」なんて言ってふざけたことがありましたが、あんな糊(粘性)の感じでしょうか。例えが悪くて申し訳ないのですが。。。汗
小林 はははっ(笑)そうですね。
お米をアルファー化して、使用して粘性を出しています。
石川 また元々は中華麺をされていましたね。それは現在進行形ですが、きちんと別の工場で小麦製品とグルテンフリー商品と分け製造されていらっしゃいますが、パスタやうどん以外には何種類あるのですか?
小林 全部で12種類。餃子の皮のグルテンフリータイプも用意しています。
石川 小麦を断つ生活はなかなか難しいとは思うのですが、僕も最近は意識して小麦を避けた食生活をしています。会食などは別として(笑)スポーツ選手ほど徹底はできませんが、小麦を10日間だけでも抜くと身体が軽くなり脳もすっきりするような感覚になります。僕は小林生麺さんとのタッグで未来のヌードルを開発していきたいですよ。

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Q. グルテンフリーの開発に携わった理由は?

小林 以前、友人が小麦アレルギーということで人生1度もみなさんが大好きな「ラーメンを食べたことがない」と言われその友人のために小麦ではない(=グルテンフリー)のラーメンの麺を作ったことから研究がスタートしました。これでラーメンが食べることができたって、彼は喜んでいましたよ。
石川 僕もこの後に以前好きだったラーメンのグルテンフリーバージョンを食べてみますね。
そして、スーパー等で出回る加工品の内訳の表記をよーく見ると大体“小麦”が入っているので、これがない商品を探すのが大変で(汗)なんと小林さんのラーメンスープはこれまでもグルテンフリーとは、感激です。
グルテンフリー商品に関して日本は遅れていると思います。米国やヨーロッパで はスーパーの棚には普通に陳列があるけれど、まだまだ日本においては消費者も企業も様子を伺っているように感じます。
既存の製粉業務や製粉加工品で充分であるためにマーケットで大冒険しようとしない。
確かに粉物が好きな地球人はこの小麦粉に随分と助けられてきましたし、僕もシェフなだけにこの考えに基づくまでは、グルテンフリーは意識していませんでした。
またアレルギーやグルテンフリーを理解し始めた消費者やスポーツ選手剥けにこの後さらに強化して頂きたいですね。この秋にはテニスプレーヤーで名高いノバク・ジョコビッチ選手の故郷、セルビアを訪問しジョコビッチ選手のご両親が運営しているグルテンフリーレストランの視察も予定しています。

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Q. 今後の展望は?

小林 米国で健康志向の強いスーパーでの展開を予定しています。また技術指導で数回、米国へ渡り研究を進めています。
石川 素晴らしい。僕も付いてきますよ!

Q. 読者にメッセージをお願いします。

小林 そうですね、小麦を100%避ける日常は難しいと思いますので、上手にお付き合いしていって欲しいです。小麦摂取過多にならなければ良いのではないでしょうか。

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メルマガ“旅するシェフごはん”の会員さま向けプレゼント企画

おすすめのグルテンフリーパスタを5名さまに♪
*詳細は「旅するシェフごはん」メルマガ会員登録済みの方のみとさせて頂きます。
http://www.food-trip.net/mail-magazine.html

小林俊夫/小林生麺株式会社・代表取締役 プロフィール

小林生麺は、皆さんが大好きな麺類を製造する会社です。麺類の中でも生ラーメン、生米粉(こめこ)麺、生パスタなど、生の麺にこだわりを持っています。社名の「生麺」は生の麺に対するこだわりから来ています。
小林生麺が製造する麺類は、飲食店、レストラン、ホテルなどの業者様をはじめ、本物志向の強い一般の方にもご購入いただいております。多くのお客様から支持されている理由は、おいしさだけではありません。そこには、小林生麺の品質に対するこだわりがあるのです。

<WEBサイト>
http://www.kobayashiseimen.jp

玉乃光酒造(株)東京支店支店長 ; 坂本 篤志

Vol.013 June 2016

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坂本さん、まずは日頃の活動について教えて下さい。

支店長とはいえ、プレイングマネージャーなので、拠点長としてのマネジメント業務のほか、主に業務用市場(料飲店や酒販店)の新規店開拓や既存店深耕、成田空港&羽田空港の免税売店の担当をしています。(注:弊社の担当は業態別になっています)
また、商品開発(商品コンセプトや商品ストーリーの構築、デザインの折衝など)や、広報の役割も担っています。

何がきっかけでそのお仕事をすることに決めたのですか?

この日本酒業界に入ったきっかけは、高校1年生から通学路の途中にあった酒蔵で酒造りのアルバイトに携わってからです。その後、大学4年まで7年間の酒造りの貴重な経験を積むことができました。社会人としてゼネコンに入社しましたが、わずか1年で故郷に戻り、アルバイトしていた酒蔵に再就職しました。今にして思えば、単なる仕事ではなく、日本の伝統文化を守りたい、という「生きがい」を追い求めての行動だったかもしれません。
30歳のときに、玉乃光酒造(株)へ転職しました。これからの人生を考えて、もっと広い視野に立って仕事がしたかったのがきっかけです。「冒険」するなら今しかない、そう考えての転職でした。
今は、「日本酒文化の発展に貢献すること」をライフワークに、単に日本酒のセールスとしてだけでなく、関わりのある、すべての方々へ日本酒の普及を目指し、講師の活動もしています。年を取るうちに、自分の意識も変わってきました。

玉乃光酒造様の“こだわり”について教えて頂けますか?

創業1673年、約340年の歴史がある京都の酒蔵です。
1964年、業界に先駆けて「無添加清酒」(のちの純米酒)を発売しました。以来、「手造り品質第一主義」に徹し、農家との契約栽培化、自社精米、麹は手造り、蒸米は甑(昔からの蒸器)を用い、全国的にも珍しい純米吟醸以上の酒質を信条として、酒造りに励んでいます。おそらく、大型の機械を導入せずに造る「手造り蔵」としては日本最大級の規模を誇る、と思います。

日頃お酒を扱う仕事をされていますが、食について考えることはありますか?

担当している業態が料飲店様なので、良く考えさせられます。
どのお酒にどんな料理がマッチするのか?それを的確にお客様へ表現できるように心がけています。ただ、玉乃光はミシュランで星を獲得している京料理店の5分の3で採用されていて、素材を活かした和食にマッチするように、香りは穏やかで、ほのかに米の旨みが残り、キレ味がいい、絶妙な香味のバランスを整えていることをお伝えしています。食に合わせやすい日本酒ですよと。

このコーナーではお決まりの文句なのですが、パスタって好きですか?またパスタってどう思いますか〜?

パスタは大好きです!
実は父がイタリアで修業していた料理人なんです。(笑)
幼い頃、ほうれん草とリコッタチーズのロールパスタが大好きで、父と何度も生地から一緒に作っていたのを鮮明におぼえています。また、パスタと日本酒というのも、とても相性が良い、と思っています。ワインとはひと味違うマリア―ジュがきっと楽しめますよ。

最後に、日本酒について読者へ伝えたいことは何ですか?

日本酒の全国生産量はワインでいうと、南アフリカの規模ぐらいしかありません。また、日本酒全体のおよそ80%が「普通酒」と呼ばれるもので「純米」や「吟醸」のような特定名称酒として呼ばれる日本酒は、たった20%しか流通していないのです。
そのため、普通酒で経験してしまった、日本酒に対する悪酔いのイメージを払拭しきれないようです。
「品質の高い日本酒」が、市場に存在していることを知っていただき、日本の伝統文化である「国酒=日本酒」に触れる機会を増やしていっていただければ幸いです。

坂本 篤志 プロフィール

1975年生まれ。千葉県成田市育ち。
高校1年生から通学路途中にあった酒蔵にて、アルバイトとして酒造りに7年間従事。その後、1年の社会人経験を経て、アルバイトしていた酒蔵に入社。2001年きき酒師、2004年ワインアドバイザーを取得。2006年、玉乃光酒造株式会社に入社。現在、東京支店長。料飲店の新規開拓担当として、延べ1,113軒を開拓。(2015年6月末現在)2010年焼酎きき酒師、2011年日本酒学講師を取得。日本酒文化に貢献することをライフワークに、様々な場面で日本酒の普及活動に従事している。

楽天 エナジー事業部所属 ; Massimiliano Schilliro

Vol.012 May 2016

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日本にきた理由から教えてください。

初めて日本に来たのは観光だったんですが、日本の文化や人々に触れ、この国が好きになりました。当時、イタリアで仕事をしていたのですが、日本で自分の出来ることにチャレンジしてみようと思い仕事をやめて、日本に移り住みました。

日本の印象についてはどうですか?

日本人のおもてなしの心はとても凄いなと感じます。細かい事への気配りやお店での対応は他の国にはない親切さがありますね。特に、「いらっしゃいませ」と言う店員さんの接客には驚きました。だって、お客さんが来ると必ず言うじゃないですか。自分の国には無い文化です。

パスタは好きですか?

ぼくはイタリア人なのでパスタは大好きですよ。でも、日本で食べられるパスタと、僕のふるさと、イタリアのパスタは少し違いますよね。

どういった事に違いを感じますか?

たとえば、ナポリタンなんてイタリアでは見かけませんよ。日本で独自に発達したパスタですね。
イタリアと日本は水質が違うから、その影響もあると思います。日本ではうどんやお蕎麦がとても美味しいなと思います。きっと、日本の水質にはイタリアのパスタよりも、うどんやお蕎麦の方が合うんでしょうね。

日本食で好きな食べ物はありますか?

納豆好きです!納豆が好きだと言うとびっくりされることもありますが、ご飯にかけて食べると美味しいですよね。あと、甘いあんこも好きですが、キナコだけはどうしても好きになれません。

日本に来てからは、毎日お米を食べますか?

毎日は食べません。でも、納豆と卵と一緒なら毎日食べられるかも(笑)。お米の食べ方もイタリアと日本では違うんです。日本ではお米を炊いてそのまま食べますが、イタリアではミネストローネに入れたり、リゾットにしたりとお米自体に手を加えて料理をします。

日本の生活の中で、恋しくなるイタリアの料理はなんですか?

イタリアのカルボナーラは無性に食べたくなる時があります。日本でカルボナーラを作る時って、パルメザンチーズを使う事が多いと思うんですけど、イタリアでは、ローマのペコリーノというチーズを使うんです。だから、出来上がりも違ってきちゃう。日本のカルボナーラも良いけれどやっぱり、イタリアのカルボナーラの方が好きですね。

お仕事について教えてください。

現在は、楽天のエナジー事業部で働いています。東京電力以外からも電気が買えるようになり、楽天からも電気が買えるようになりました。新しい仕事なので、やりがいと楽しさの両方を感じています。

日本人へのメッセージをお願いします。

日本人は、もっと自己主張しても良いなと思います。恥ずかしがらずに良いことは良いと言い合えるともっとコミュニケーションをとることが出来ますよね。
僕がこうして日本に住み続けられるのは、優しくしてくれたり、親切にしてくれる日本人に支えられているからです。本当にありがとうと言いたいです。

Massimiliano Schilliro プロフィール

イタリア出身 楽天 エナジー事業部所属 /
日本で生活し始めて13年。写真の撮影技術に優れ、トークショーや写真展を行いイタリア人から見た日本の生活風景を発信し続けている。現在は、楽天のエナジー事業部に所属し、電力自由化に伴う新たな市場開拓を行っている。将来の夢は、フィギアスケート選手浅田真央選手と友達になること。

ファッションキュレーター ; 宮浦 晋哉

Vol.011 April 2016

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宮浦さんが代表のSecori Galleryの活動について教えてください。

日本各地で出会った素材や製品、そして人をつなげる場としてコミュニティスペース「セコリ荘」の運営や生産地・生産者など、普段は表に出ることのないものづくりの裏側に潜む魅力を取材し、オンライン上で全国に発信するウェブメディア「セコリ百景」の運営をしています。セコリ荘は東京に続き、金沢店もオープンしたところです。年間200社ほどのものづくり企業や工場を訪問していて、商品開発、書籍の出版、展示会の企画なども常時行っています。

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月島にある築90年の古民家をリノベーションした「セコリ荘」

セコリ荘でショップやギャラリーだけでなく“おでん”を提供しようと思ったのはなぜですか?

様々な人が交流できて、時間を共有するには、商品を見る、買うだけでなく、コミュニケーションが生まれる空間が必要だと思ったんです。数あるフードメニューの中でも、その場で提供できる“おでん”はまさに理想の料理だったんです。調理をするために、スタッフが厨房に引っ込まなくていいですからね。海外からの旅行客が来ることも想定していたので、おでんや日本酒でゆっくりおもてなししたいと思いました。

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やさしい味のおでんは絶品です!

全国各地を取材するなかで印象深かった食材や料理はありますか?

難しい質問ですね・・・!(笑)一つに絞れませんが、各地の特産物や旬なもの、現地の方々が紹介してくれるお店を訪ねることが多いです。金沢で食べた魚はとくに美味しかったです!それと日本酒も好きで、地酒も楽しみますね。美味しかったものは買って帰って、週末のセコリ荘の営業で、お客さんにオススメしています。

「食」への想いはありますか?

「食」は人が集まって、一瞬で笑顔を共有できる空間にする力があると思います。言語を問わず、国境を越えて「おいしい」が共有できたり、コミュニケーションが生まれたり、みんなで食事をするのは、それだけで楽しいですよね。

繊維工場やものづくりの現場を巡っていて、どんなことを感じますか?

各地の生産現場にこそ、日本のものづくりがこれからの時代を生き残っていくための技術や素材があると感じます。産地の工場では、東京では出会うことができないものでいっぱいなので、取材に出かけるのはいつも楽しみです。なので、なかなか表には出ない工場の技術や良質な素材の魅力を多くの人に伝えて、より良いものづくりの循環が生まれるように、少しでも貢献していきたいと思っています。

Secori Galleryを通して、ご自身が若い世代にこれから伝えていきたいことは何ですか?

「働き方」と「衣類」のことですね。
「働き方」について、日本はすぐに就職して正社員になることが正しいというような風潮がありますが、人それぞれがもっと自分に合った生き方や働き方があると思うんです。僕の仕事ももしかしたらそうだったのですが、仕事を作るという選択肢もあると思います。隙間だったり、昔はあったけどいまは凄く小さくなった仕事とか。僕自身、自分サイズの生き方、働き方を目指して、今の仕事をしています。
「洋服」については、日本の現状や文化、魅力をこれからも広く伝えていきたいですね。現在、純粋に「made in Japan」と言える衣類の国内生産量は僅か3%まで減ってきています。それによって国内の企業数も減ってきてしまっているのですが。難しい話を抜きにしても、どこで誰がどんな想いでつくったのか、作り手の想いも一緒に着る、という作り手と使い手を繋ぐようなことができればと思っています。

宮浦晋哉 プロフィール

ファッションキュレーター、Secori Gallery代表
日々、産地を回りながら、書籍制作、イベントの企画運営、製品開発、ディレクションなどに携わる。

セコリ荘 >   http://secorisou.com/
セコリ荘金沢 > http://www.secorisoukanazawa.com/
セコリ百景 >  http://secori-hyakkei.com/